新型になっていっきに男前な顔になりましたね。
かなり人気のようで予約待ちでいっぱいです。
そんな新型クラウン完成しました!
実はこちらのお車が和歌山の第一号車。
クラウンの発表日に合わせたイベント展示用に仕上げさせていただきました。

さて、こちらのクラウンにも採用されているセルフリストアリングコートという自己修復クリアは、かなり厄介です。
濃色系のお車の場合、真夏の炎天下で置いておくと、研磨で消したはずの水シミや傷などが再び浮き上がってきます。

どこの施工店さんも「熱をかけないように低速で磨く」と言っていますが、それだけでは綺麗にはなりません。
あくまでもその瞬間だけ綺麗になっているので、炎天下で塗装温度が上がれば再び元通り。逆に研磨したバフ目の分だけ傷は増えていることも(笑)

研磨を知り、塗装を知り、分かったつもりでも分からないことだらけ。
僕自身まだまだ未熟だと実感する日々です(笑)
ちなみにこちらのお車は、CPCスーパープレミアムコーティング エクスGを施工させていただきました。

ディーラー様でのオプション施工で、3層のガラスコーティングです。
こういう純正のコーティングを批判するお店もあるんですが、はっきり言って物はいいですよ。
コーティング専門店が扱うコーティング剤は、技術がある職人が施工する前提で作られているので、高性能になればなるほど施工性は悪いです。

純正のコーティングの難しいところは、コーティングとしての性能を突き詰めながら施工性も落とし過ぎたらダメな点ですね。
僕としましては、こうした純正の高価なコーティングが悪いとは思いません。

しかし、食材が良くても料理をする人の腕で、味が左右されるのも事実。
そうなると、逆にこっちがプレッシャーになりますね(笑)

もちろんバッチリ仕上げさせていただいております。
この度は、数ある施工店の中からSIをお選びいただき、まことにありがとうございました。

クラウン コーティング