ガラス全面にフィルムのご注文をいただきました。
フロント3面には透明遮熱フィルム。

フロント3面は透過率が70%以上でないとダメなんですが、ドアガラスは71%でギリギリですね。
SIではここまで低い場合はあまりお勧めしていません。
車検時の透過率測定器が古い場合、この数値から更に3~4%落ちる場合があるんです。
フィルムをめくらなくてはいけない可能性が高い場合はそのリスクをお伝えし、あとはお客様にどうするか選んでいただきます。

ダメな時はめくるから、とりあえず車内を快適にしたいというご希望でしたので、今回は全面施工させていただきました。
また、フロント正面はカメラが取り付けられている場合も多く、フィルムがかからない場所でもメーカーはフィルム施工を推奨していません。
その旨もお伝えしなくてはいけないので、最近は本当にしがらみが多い(笑)

昔より透明遮熱フィルムのブログが減ったねと言われるんですが、実はこういう事情が色々あるんです。
SIではメリットだけでなく、こういったデメリットもお伝えしています。
フロント正面の透過率は74%。これならどこの検査機でも通る可能性が高いです。

ガラス自体に紫外線カットや赤外線カット機能がついてきたと言っても、フィルムの方がまだ性能は上ですね。
これは変わりません。
それぞれカットする波長域の関係もありますので、相乗効果を期待するならSIに是非ご相談ください。

この度は、数ある施工店の中からSIをお選びいただきまことにありがとうございました。

プラド 透明遮熱フィルム スモーク遮熱フィルム